11月も2回先生のご自宅でお稽古させていただきました。
いつもながら作業の遅い私はこの記事をアップする前にもう12月のお稽古も始まってしまったので習ったこと、聞いたことを羅列して今回のアウトプットしてしまいます。
ご覧いただいた方には見にくくてごめんなさい🙇♀️
棚もの
今日目に映ったのは綺麗な漆塗りの二重棚。
「棚もの」と言うそうで、今回は真ん中が糸巻きの形。
なぜ糸巻きかと言うと・・・
秋分を過ぎて秋が深まってくるとだんだんと夜が長くなってきますよね。
そのことを指して「秋の夜長」と言う言葉があります。
長くなってきた夜に「夜なべ仕事」をしたから糸巻きなんですね。
ちなみに「夜なべ」は秋の季語だそうです。
夜なべって今の子はなんのことかわかるかな・・。
棚に道具を飾ること
棚ものに柄杓や棗を飾ることがあります。
今回は「二つ飾り」、「三つ飾り」でした
二つ飾り‥柄杓と柄杓置きを二段目に飾る
三つ飾り・・・柄杓と柄杓置きを一番上に飾る
茶碗
今日は萩のものでした。
萩やシノなどの荒いものはお水に1週間くらい漬け込み水漏れがないようにするそうです。
棗
棗は全部半月持ち
今回の棗は昔の大棗に菊の蒔絵のものでした。
菊の花も秋ですもんね。(これは私も分かった)
作法
〈茶碗を取る手〉
左手(冬は左手とおっしゃっていた)→なんで?今度調べてみよう。
〈お菓子の取り方〉
干菓子は上からとる
お濃茶のお菓子は下、右側からとる
中じまいしたらお茶名やお詰めを聞く
今回ハセガワカンシュウ
お花
照り葉に菊
花入
11月からはカゴは使わない
丹波こっくり型
丹波焼は丹波(兵庫県)の日本六古釜の一つ。
こっくりした茶色の焼き物だったけれど素朴、と言うよりは品があるように感じました。
オウヒのちょうらく
→なんのこっちゃと思いましたが、オオヒは大樋焼のこと。チョウラクは長楽さんのこと?
大樋焼
石川県の焼き物。
石川県は九谷焼が有名だけれどそれよりも素朴でとても温かみがある。
1番の特徴としてはろくろを使わず、手捻りで形を作ること。
そして黒や赤の釉を使うことが禁じられていたゆえに生まれた飴釉が特徴。
ご三器
濃茶の茶いれ
備前の火だすき
ブンリン・・りんご型 蓋に金箔
弥左衛門のカンドウ・・チェックの切れもの
弥左衛門・・昔の豪商
それと帛紗捌きを個別で教えていただきました。