「時間がないからできないよー」なんて言葉でやりたいことをやらずに日々過ごしていませんか?
今回、私が学びを得たのは「神時間力ー時間を使いこなせれば人生は思い通り」という本です。
とっても為になったので、「神時間力」の感想を記事にまとめました。
「神時間力」、気になるけど読もうか迷っている方や目標達成のための時間の使い方が知りたい方、もしくは気づくと1日が終わってる・・もっと上手な時間の使い方を知りたいという方に参考になれば嬉しいです。
どんな本か簡単にご紹介しますね。
『「神時間力」ー時間を使いこなせれば人生は思い通り』はこんな本
- 著者 星 渉
- 飛鳥新社
- やりたいことをやる、なりたい自分になるため、人生をもっと楽しく生きるための時間の使い方、向き合い方を教えてくれる本
星渉さんといえば「神メンタル」や「神トーク」で有名な作家さんですよね。
私も以前に読んでとても読みやすくわかりやすかったので話題になっていたこちらの「神時間力」も読んでみました。
「時間力」に関してはもう10年以上手帳を使ってある程度やりたいことをやってはいたので自分では時間の使い方はわかっているつもりでした。
でも読んでみると目から鱗なことばかりでした!
『時間を使いこなせば人生は思い通り「神時間力」』の感想
この本は物語形式で進んでいき、とても読みやすくわかりやすかったです。
人間世界で大学の教授として過ごしているの時間の神が自分の教え子に少しずつ時間の使い方を教えていきます。
「時間の神」の教えのなかで特に響いた私の学びポイントは4つでした。
4つの学びポイント
①人生🟰投資資金
本書では投資資金と同じように時間を考えると書いてあります。
「時は金なり」って言葉があるけれど、まさに時間過ごすことが何かに投資しているという考えは今までありませんでした。
お金は使い道を考えるけど時間の使い道はそこまで考える人は少ないのではないでしょうか?
でも仮に手元に10万円あって、その10万円を投資したとして、1年後に10万のままの投資先と1年後に20万円になる投資先だったら当然20万円になる方に投資したいと思いますよね。
時間も同じなんだよ、と本書では伝えています。
わたしたちは24時間という投資資金を毎日もらっていて、それを何かに投資して生きている。
「神時間力」本文より
まずはこの感覚を持って生活してみましょう。
確かにダラダラ過ごす時間が減りそうです😆
②自分が「何を得たいか」知ろう。でないと人生はただ目の前のタスクと娯楽に時間を使うだけの漂流となる。
これは私を含め多くの人があるある話ですよね。
ベルトコンベアーで荷物が運ばれてくるように次から次へとやらなくてはいけない些細なタスクをこなしていくうちに時間が過ぎてしまう・・もしくはちょっとスマホで検索してたら気になる記事を見つけてどんどん時間が過ぎてしまう・・。
1日が終わってしまった・・。
これって今日だけの話でしょうか?
もしこうして人生が終わってしまうとしたらゾッとしませんか?
「こう考えてみてください。青井さんがマラソンランナーだとしましょう。
①ゴールの場所が明確になっているフルマラソンの大会
②ゴールの場所がわからないフルマラソンの大会
どちらのほうが、安心して走れますか?」
「神時間力」本文より
ゴールの場所を決めてください。
ゴールがどこだかわからずに走り続けるのはしんどいです!
稀に漂流を楽しめる強者もいるかもしれないですが、漂流で終わってしまうのは恐ろしいです😱。
著者は人生をフルマラソンに例えて話しましたが、こうも言っています。
「青井さん、何も一生、1つのゴールを目指して走り続けなさいなんて言ってませんよ。
ゴールはそのつど変わるものです。」
「神時間力」本文より
これはその通りですよね。人生のステージが変われば環境も変わるし、「得たい結果」は変わっていきます。
もっと言えば人によっては短い期間で「得たい結果」が変わることは十分ありますよね。
③夢や目標なんて考えてもわからない
夢や目標なんて考えてもわからない
「神時間力」本文より
ゴールが決まってる人はそれを目指せば良いけどゴールがない人はどうしたら良いのでしょうか。
答えは「やったことないことをやってみる」。
「得たい結果がない」とは自分の今現在の経験の中にはないということ。
今の自分の経験でないのだから考えたってしょうがない。
何に自分が魅力を感じるのか、それを探しにどんどん行動するべきで、つまりこの場合「得たい結果」は「やりたいことを見つける」ということになる。
なんだか前向きで嬉しい言葉だな、と思いました。
自分にはそんな夢なんてないから、なんてがっかりしなくて良いんですね。
むしろ何をしてみようかワクワクできます。
④行動レベルを上げる
〈同じ目標であってもレベルが高い方が早くクリアできる。〉
確かに考えてみればそうですよね。
ゲームで言えばレベル50の人とレベル1の人ではラスボスを倒すのに何倍もかかる時間が違ってきます。そして時間が掛かればかかるほど続ける気力も必要になってきます。
だからレベル上げが大事。
私はいつも手帳に書くことで時間を先取りして「行動」することはしてました。
でも行動レベルを上げる意識はありませんでした😅
本書ではいくつか行動レベルを上げる具体的な方法が書かれていて参考になりました!
「神時間力」を読んで変わったこと
記事に中でも書きましたが私は手帳を使ってやりたいことをたくさんやってきた方だと思います。でも結局、挫折したものや気持ちが冷めてしまって中途半端なものも数多く、主人からは「飽きやすい性格だからね〜」なんて言われていました。😓
そんな私が行動レベルを上げるためにしたことは2つ。
まずはあれこれ得ようとせず、ゴールを2つに絞る。(本当は1つずつが良いそうですが・・)
そして「今、どこを目指している?」のメモを手帳に貼りました。
目に留まるようにメモを貼るだけで自分が何をしようとしていたのか日々の雑務に埋没することなく思い出すことができます。
文章にすると「おいおい、そんなことも覚えてられないのかよ。」と言われてしまいそうですが仕方ない。
私の場合、ゴールは「健康な体と体力」と「自立」。
ちょっと体調を崩して体の立て直しのためにスローランニングをしています。
初めは大嫌いで苦手なランニングでしたがメモを見て、本の力も借りてもうすぐ3年目。
そろそろ通院も卒業できそうです!
※手帳の上手な活用方法は「citta手帳の魅力とメリットデメリット」をご覧ください。
「神時間力」で学べること
・自分と時間の向き合い方
・時間の使い方→実行に移せばお大袈裟じゃなく人生が変わると思います!
・やらなくて良いこと、どこまでやるかの線引きができ(→行動レベルのUP)、自分が楽になり、やりたいことに使う時間が増え毎日が充実できる
いかがでしたか?
誰にでも当てはまることなのでみんなにおすすめできる本ですが、特に今時間の使い方で悩むんでいる方には読んでほしいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。