立春の日、2月の第一回目の教室です。
今月は小間という普段と違う四畳半以下の茶室の練習でした。
2月にどうして小間をやるかというと狭い空間にすることによって客は炉により近くなり暖かく、また狭いことで部屋自体も暖かくすることができるからだそうです。
冷暖房のなかった昔では空間の大きさを変えることでおもてなしの工夫をしていたんですね。
狭い空間なので棚は使いません。
また、お互いに近いのでお茶碗のやり取りなども立ち上がって歩いて行くことはなくにじり寄っての移動となります。
お道具
水差し
備前のハイグスリ、姥口
小さく可愛い感じのものでした。
小西トウコサンの作品→女性?と思っていたら『小西陶古』さんでした。(2代目は女性の方)
現在の小西陶古さんは3代目。2013年に備前市指定無形文化財認定者となっています。
備前焼は岡山県の焼き物。
ハイグスリつまり灰釉(かいゆう)とは、草木の灰を溶媒とした釉薬のこと。
備前焼は通常、釉薬を使わずに高温で焼くのが特徴だが、灰釉を使うものもある。
茶碗
万古焼・・まつさか万古 菱形の紋?あった
槍梅の柄
梅もいろいろだからなんの梅か覚えるように
形は半筒
万古焼(萬古焼)は三重県四日市市の伝統的な焼き物。
江戸時代にできたもの。萬古は釜を開いた沼波弄山が「作品がいつまでも変わらず残るように」とその印を押したのが名前の由来と言われている。
もう一つは筒茶碗・・確かにいつもの茶碗より高さがある。
筒茶碗は寿司屋の上がりの茶碗よ、と先生はおっしゃっていました。

鯖とか鮎とかたくさん魚が漢字で書かれてるあのやつね。
赤らく
白い星型の中に梅の花が描かれている
窓枠の中に書かれているように見えるこういうのを額縁梅 というらしい
高台寺の窯のもので土が柔らかいそう。
桃山時代に長次郎によって始められたとされています。ルーツは明の時代の中国のようです。
初めは前衛的な焼き物で「今焼」とされていたのが豊臣秀吉より「楽」の印字を賜ったという話も残っているようです。
お釜
お稽古でよく使うお釜の名前を初めて聞きました。
もずやかま
「万代屋」と書いて「もずや」と読むそうです。
難しい・・・
お釜の模様で2つの点と3つの点が付いています。
そしてこの点のことをルイザと呼ぶらしい。
→調べてみると鐶付の部分が鬼の面をほどこしてあるのと「ルイザ」とは「擂座」と書き、すりこ木の鋲に由来しているらしい。
棗
初めて見るクリーム色のもの
白塗り つぼつぼ
ツボツボとは利休の孫の宗旦が初午(はつうま)の時に伏見稲荷にお参りし、土産で買ったおもちゃの土鈴の形を千家の変え紋としたものとの由来があると教えていただきました。
なぜ今日これかというと今日から小間をやるので
千家の変え紋にはツボツボ、家元の変え紋は独楽(コマ)だからとか?
ついでに私はこの初午がなんたるかを知らなかったので調べてみました。
京都伏見稲荷大社のご神祭が稲荷山に降り立ったとされる日です。
この日が2月の最初の午の日だったので「初午」と呼ばれているそうです。
そして参拝者は稲荷山の杉の小枝を持ってかえるという風習があるそうです
掛け軸
「白鶴宿老松」『はっかくろうしょうにやどる』と読みます。
白い鶴が雪の中、青々と茂る老松に留まっているという、おめでたい鶴と松とを重ねた禅語です。
小間に合わせて小さめの掛け軸でした。
はなと花入
椿に丹波とっくり
お茶入れ
たかとり
いやー、もう聞いたことない。
高取焼というものがあるそうです。
日本の中にどれだけの焼き物、窯元があるんだろう・・
きれいサビと先生はおっしゃっていたな・・
なんのことだろう?って思っていたけど「きれい寂」とは茶の湯の美意識の表現らしい。

わび・さびの寂なんだね
古くて趣があるのだけどもその中に華やかさや美しさがある様子のことを言うそうです。
確かに薄くなって艶が出ていました。
ミラクさん?
→高取焼、本家窯元の味楽窯のものという事
お仕覆
山菱に紋 錦
作法
自分で点てたお茶を飲む時は正客に「ご自服ください」と勧められてから「お手前頂戴いたします」と挨拶して飲む。
自分で点てた薄茶を飲むことを「お自服する」と言う。
①中炉口に斜めに座っているのを正面に座り直し
②手を伸ばして右手で茶碗をとり
③両手で持つ
④外回しで正面を外し
⑤一口飲んで正客に「いかがでしたか」と聞く
⑥「おしまいに致します」と片手を突いて挨拶
・茶杓や柄杓の節から前は持たない
・茶碗を布巾で拭いた後、きちんと茶碗を置いてから布巾を取り出す
・湯を汲む時?柄杓を正面に構える→忘れてしまうので注意
まだお茶を初めて1年も経ちませんがお稽古で教わった焼き物がずいぶん増えてきました。
そろそろカテゴリー分けしてまとめようかな・・
などなど考え中です。