まだまだ暑い日もあるけれど少し秋の気配を感じてきました。
まだ炉のお点前ではないですが、水差しの置き場がお釜の左側になりました。
“中置き“というものです。
中置き
水差しをお釜の左に置くことで火を少し(お客が)感じるようになります。
お釜の左側に①水差し、②水差しの蓋、③柄杓を置くので水差しはできるだけ細いものを使います。→狭いから。
水差しはお釜より、三分ほど出しておきます。
ちょっと手順の復習をしようと思います。
1、水差しを持って入る
2、左手に茶碗のセット、右手にお薄器を持ってくる(お釜の右側前に置く。正面に座る)
3、こぼしに柄杓と柄杓置きをセットして左手で持ってくる
4、柄杓を構え、右手で柄杓置きを水差しの左に置く
5、柄杓を右手で斜めに置く
6、こぼしを手前に引き、いまいを正す。
7、茶碗を自分の正面に持ってくる
8、お薄器を茶碗と自分の膝の間に置く
9、帛紗をとり、お薄器を拭く→お薄器はさっき茶碗が置かれていた位置へ置く
10、帛紗をたたみ直し、茶杓を拭く→お薄器の上に置く
11、茶筅をさっきのお薄器の位置へ(お薄器の右側)に置く
12、柄杓を構え、右手で帛紗を使ってお釜の蓋を外し、蓋置へおく
13、柄杓をお釜の上に置く
14、茶碗にお湯を入れ、茶筅通しをする
15、茶筅を元の位置へ置き、茶碗のお湯は左膝の部分で3回回し、こぼしへ捨てる
16、お薄器と茶杓を取り、1杯半茶碗へ入れる。お薄器の蓋は膝の前
17、お薄器と茶杓を戻したら水差しの蓋をとり、水差しの左脇に立てかける
18、お湯を入れ、お茶を点てる
今回の水指の柄は雁の群れでした。
雁は秋分の頃やってきて春分の頃渡っていくから
お薄器
茜色の塗りにトンボに女郎花(オミナエシ)が描かれていました。
秋らしいです。
お茶碗
筆洗茶碗・・お茶碗のふちの部分が削られた感じになっていた。
他にも茶碗の淵に切れ込みが入っていたり、いずれも筆の墨を切る形のようになっているもの。
9月は文月だからと先生が用意してくださいました。
なるほどね〜。
お花は秋海棠とソウゼンカ
濃茶のお点前はまだですが、いただく時は初めの人が頂いてるうちに二番目の人は三番目の人に「お先に」をする。
飲み終わったら、飲み口を拭いて2回回して次の方へ回す。
お茶いれは瓢の形。
かんぴょうの時期だからね、と。タバコの葉も時期だそう。
オシフクの柄は全然覚えられないけれど、結び目を茶杓の方に向けて置くのを忘れずにしよう。
