今日は注意されたお手前のポイントを書いていこうと思います。
・茶筅通し・・指先で回すのではなく手首から回す
・茶杓の向き・・・お茶を入れ、棗の蓋を閉じて置くまで茶杓はお茶を入れた横向きの角度のまま動かさない。
・お釜の蓋を取る時、柄杓はきちんと構える。
・仕舞う時・・茶筅を茶碗に入れるとき、指を茶碗の中へ入れない
・拝見の時(自分がお茶を立てている側)・・茶杓と棗はハの字に持つ
・拝見の時・・茶杓を持つ時、下に支える4本の指は茶杓からはみ出てはいけない
後はうまく説明が難しいけど帛紗の畳方、チリ払いの仕方。
お茶を点てる姿もまた見る側へのおもてなし。
綺麗に見えるように考えられてるんですね。
お道具についても少し
お茶碗・・溜塗り
溜塗りとは下地の色が透けて見えるよう透明な漆を塗ってあるもの
シン塗り・・木目が消えるまでしっかりと漆を塗ってあること
これと違って木目の凸凹を生かした下地をあまりしっかり塗らないものを掻き合わせという
もう一つ
萩焼の大野瑞鳳さんのもの
濃茶入れは肩衝(カタツキ)・・肩(茶入れの口のすぐ下)が張ったようになっているもの。
お仕覆・・・蜀江錦
蜀江錦・・蜀(現在の四川省)で生まれたとされている赤地に花や唐草、幾何学模様など織り込まれた高級な錦織。法隆寺に伝えられたよう。
掛け軸は
「閑座聴松風」・・かん座して松風を聴く・・ミョウドウサン
お花は秋海棠に藤袴


お花も少しづつ覚えたいです。
