気持ちの良い秋晴れの日の教室となりました。
この日もみんなとお薄のお稽古ののち部分稽古をして頂きました。
部分稽古
この日は主に茶巾と作法についてでした
茶巾について
茶道で使う茶巾は2枚
お稽古の前に水屋(お茶室のそばにある諸々準備するところ)で用意します。
一通り手順を見せていただいたけれどとても一度では覚えられませんでした😓
茶巾の絞り方
水気が切れればいいんじゃないんですね。
なんと絞り方まで決まっているんです😳
①茶巾盤に2つ折りに入っているので(輪が手前になっている)右上の角を摘んで持ち上げる。
②一番下の部分、つまり右手で持っているところと対角線にある角を左手で摘んで右手に持たせる。
③右手で耳を持ったまま、左手でその真ん中を挟んで畳む。(右手は離す)
④左手親指を抜いて、右手で持っていた2つの耳が上に来るように90度回して絞る
茶巾の整え方
①先ほどの絞った時に耳が上に来ていますよね。その二つの耳を摘んで左右に引っ張る。
②小指と薬指を上手に使って垂れている耳を掴む。
③長方形の形になったらピンと生地を引っ張る。
④時計回りにあと2回やる
茶巾の畳方
①横長の茶巾の1/3を向こう側に畳む(横長の状態)
②右手が上に来るようにして左手を離す(縦長の状態)
③左手で茶巾の真ん中を押さえる(縦長の状態・この時1/3畳む)
④左手親指で茶巾が半分になっているので端を綺麗に揃える
⑤茶巾を左手小指を軸にさらに重ねて畳む
⑥茶巾の右端を少し下に折る
⑦そのまま親指を抜く
以上が茶巾の畳かたです。
覚えること多!
何も考えずにできるようになったら違う世界が見えてくるのかな。
茶巾の置く位置
親指が入っていた膨らんでいる方を正面に茶碗の中にセット
柄杓の持ち方
柄杓の持ち方は・・・
もう頭がパンク寸前で本当にぼや〜っとしか覚えておらず😓
調べてみても流派によって少し違いがあるようで次回きちんと確認してから書こうと思います。
ただ、先生のおっしゃっていた「柄杓のこの動作はね、弓道と同じなのよ。」という言葉に感動したのはよく覚えています。
弓道も茶道も武士の嗜みでしたもんね。
歴史やその共通する哲学を考えるとワクワクします✨
掛け軸とお花
この日の掛け軸は瓢箪の絵と句
こんな風に絵と文字のある掛け軸のことを【書画】と言うそう。
人の絵の横に俳句などを書くときもあるし、自分で絵を描き、そこに句を書くこともあるとのこと。(→自画自賛)
お花はススキと黄色い曼珠沙華。
花器は唐物。
茶道具
お釜の下に黒い漆塗りの長板
お薄器は上部と下部に面取りがしてある物。
上から見ても下から見ても同じ、ということで〈吹雪〉と言うそう。
(ふぶきは吹雪でも雪吹でもふぶきと読めることから)
イヤ〜、なんてオシャレなんだろう✨
朱塗りの綺麗なものでした。
お茶碗
雁の模様。
雁は秋分の頃にやってきて春分の頃去っていくから秋の訪れを表しているのかな?
盛りだくさんの1日でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました😊