森下典子さんの「日日是好日」を読んでずっと茶道をやりたいなと思っていました。
禅の考え方や神社の雰囲気、茶道のあの空気は凛としていて大好きです。
茶道は覚えることが無限にあり、先生曰く「一生、勉強なのよ。」とのこと。
わたしはとっても物覚えが悪いので😅備忘録としてブログに書いていこうと思います。
このカテゴリーは自分向けですが、これから茶道を習いたいと思っている方や茶道ってどんなことをやるんだろう?と思っている方にも参考になれば嬉しいです😊。
部分稽古
他のメンバーさんと薄茶を一通りやった後、初心者のわたしは部分稽古をしていただきました。
お辞儀の作法
まずはお辞儀の仕方から。
両手を7〜8センチ広げた八の字にして軽く着きお辞儀は30度くらい。
まあよくある正座をして手を着き軽くお辞儀です。
裏千家ではお辞儀の仕方は3種類あるけれど表千家ではお手前をするときはほとんどこの1種類だということです。
部屋の出入りの作法
〈襖の開け方〉
①襖の正面に座り、手掛かりのある側の手で少し開ける。
②その手を下ろし、大体帯の位置くらいに手をかけ膝半分まで開ける。
③反対の手に替え、そのまま開ける。(全部は開け切らない。少し手がかけれるように残す。→『手掛かりがあったぞ!』とかいう【手掛かり】はこのことなんですね〜)
〈部屋への入り方〉
・部屋へ入るときは正客に対して反対の足からまっすぐ入る
・座る位置
ちょっと図を書いてみました。
↑この茶道口というところから入ります。
向かうのは手前畳です。
お点前をする人はこの点前畳の点線(貴人畳の縁の延長線)より向こうにお道具を置き、点線の手前に座る。
〈お道具の持ってくる順番、持ち方〉
①水差し→両手でしっかり持って腰の位置
②お茶碗と茶杓、棗→両脇をたまご一つ分開けて帯の位置
③こぼし→左手に持ってまっすぐ体の脇に(あまり見せる物ではないので)
この時は水差はお釜の右側、茶碗と棗との位置は正三角形になるように。
お釜の位置も夏はお客より遠い位置に、寒くなるに近づき、お客に近くおくようになり、水差しはその逆のよう。
暑い時期には冷を感じ、寒い季節には暖を感じてもらう工夫ですね。
〈退出の仕方〉
お道具を持ちスッと経ったら4歩で点前畳から出る決まり。
①一歩目→左足を下げる
②二歩目→90度向きを変えて後ろに下げる
③3歩目→進行方向へ
④4歩目→踏み込み畳
⑤最後は正客と反対の足で部屋を出る
この足さばきができなくて歩数を合わせようとして「大股になってるわよ」「そんなにバタバタしないの」など何度も繰り返しました💦
先生;「初めの一年が一番大変なのよ。ま、頑張んなさい。」
先輩方;「ほんと、初めの1年が辛いのよね。」
なるほど・・確かに覚えることがたくさんあって頭がこんがりそうです。
掛け軸とお花
この日の掛け軸は
えーと・・。
やっぱり日が経つとダメですね😓
覚えてない・・
ただ覚えてるのは千利休の菩提寺、【大徳寺】の誰かの言葉。。
先生から大徳寺って知ってる?と聞かれ、「大徳寺」は覚えているのですが、掛け軸の言葉の横に書かれた名前は思い出せない・・。
まあ、先は長いしまた次覚えよう!
お花は芙蓉ともう一つ(名前を思い出せない😂)
花入は網代で取って付き。
茶道具
お茶碗は京焼(京都で生産される陶磁器の総称)
棗もこの時は京焼のもの。黒の丸茄子。
確かにコロンとした感じのかわいいものでした。
「茶杓の名は?」との質問には「秋風」とおっしゃっていました。
覚えることがたくさんだけど少しずつ分かっていくことが楽しいです。