フライパン、どんなものを使っていますか?
長年料理をしてきて、ちょっとお高めのメーカーのものから手軽なものまで色々使ってきました。ずっとテフロン加工のものを選んでいましたが買い替えのたびに頭によぎるのは「鉄のフライパン」。
でもお手入れも必要みたいだし、ずぼらな私には無理だよな〜、そもそもそんなに料理に差が出るか分かんないし・・・。
なんて思っていましたが、今回思い切って鉄製のフライパンを使ってみたら本っ当〜に料理が美味しい!
いや〜私って料理上手!?って思うほどレベルが上がりました!
今回は鉄のフライパン、どうなんだろ〜と気なっている方に参考になればと思いレビュー記事にまとめてみました!
鉄のフライパンに替えた理由
引っ付きにくいテフロン加工のフライパンってだんだん加工が取れてきてダメになってしまいますよね。
ひどくなると餃子なんて底が剥がれず、無惨な焼き上がりになってしまったりして😅
けどまだ使えないことはないといつも捨て時がわからずズルズル使い続けてしまっていました。(貧乏性)
ダンナのお義母さんは料理上手で遊びに行くといつも美味しい料理を作ってくれるのですが使っているのはもうかれこれ40年以上は使っている大きい鉄製の中華鍋。
聞くと「そんなに言うほどお手入れは大変じゃないわよ〜。」なんて仰るけど(いやいや、それはお義母さんが几帳面なだけだから・・)と思っていたんですがでも、ふと思ったんです。
「そういえば飲食店でバイトしてた時、鉄のフライパンだったよなあ。あの時厨房で何か特別なことやってたっけ?」
そう、今まで2か所で計5年くらい飲食店でアルバイトをしてフライパンを振るっていた時がありました。
でもバリバリ洗剤を使って洗っていたし、フライパンに焦げ付いて剥がれないときはガンガンに熱してから水にジュッと浸けて焦げを剥がしたりするだけでそんなに大変だった思いがないんですよね。
そうだ、私でもいけるかもしれない!何しろ今はきっと扱いやすい鉄のフライパンが出てるだろう!なんて思い直して鉄のフライパンを購入することにしたんです。
鉄製のフライパン、どれを選ぶ?
鉄製のフライパンとなるとまず思い浮かぶネックが
1、重い
2、お手入れが大変
とこの2点だと思います。
私もこの点をクリアするものを探しました。
そして選んだものがこちら↓
選んだポイントとしては
1、そこまで重くなさそう。
重量は1,160g。まあまあな重さですが、28センチの鉄のフライパンだと1、5キロくらいのものもあるんですよね。
2、鉄ならではの最初の空焚きや油返が不要
製造工程ではハードテンパード加工というものを施してあって、すでに一つ一つを職人さんが700度くらいの高温で焼き入れ、さらに油に浸してあるので届いた状態でそのまま使えるそう。また、この加工で錆びにくく、くっ付きにくいとの説明あり。
3、お手頃価格
初めて手を出す鉄のフライパン。失敗した時のことを考えるとちょうど良いお値段。私が購入した時は 2,970円くらい。
他にも候補としてあったのは
こちらも良さそうで悩みましたが結局価格で決めました。
実際使ってみた感想
藤田金属さんの鉄のフライパン、使い始めて1ヶ月ちょっと経ちますが今はこんな感じ↓
これ、油を塗った後なのでテカってますが良い感じに育っています。✨
届いたばかりの時はシルバーっぽい感じでしたが徐々にこなれた色になってきました。
そして熱伝導率が良いからか、目玉焼きやウインナーはパリッと出来るし何を作ってもいつもより美味しい✨
↑お水を入れて少し蓋した後なので分かりづらいですね💦
つい最近では今まで自分で作るハンバーグはイマイチと思っていたのがめちゃくちゃ美味しく焼けたのは感動でした✨✨ 本当に嬉しい!😆
お手入れどうしてる?
鉄のフライパンで気をつけなくてはいけないのがサビだそうです。
洗った後にきっちり拭く、ということが苦手な私がやっていることは
⭐︎フライパンを洗って拭いた後に少しコンロの火にかけること。
フライパンを火にかけつつ他の洗い物の続きをしたり、キッチンを片付けたり。
何秒、とか測っているわけではないのでちょっとだけ温めて火を消すだけ。
まあ、どこか拭き切れてなくても水分はこれで飛ぶだろう〜と思って😅
そして使う時にやっていることは
⭐︎下ごしらえをしながらもう火にかけ温めること。
煙が少し出てきたら止めて油を引き、後はいつも通りに料理するだけ。
やってみるとそこまで大変ではなかったです。
むしろ大事にしよーって思ってできています。
鉄のフライパンが向いてない人
やっぱり軽量化されていてもテフロンなどに比べると重みがあります。
なので軽さを求める人には不向きかなと思います。
後は小さいお子さんにお料理させようと思うとちょっと大変かもしれません。
また食洗機の洗剤は普通より強めのものなので鉄のフライパンには不向きですので食洗機で洗いたい人にも向いていないと思います。
最後に
毎日使うフライパン。お手入れ不要というわけにはいきませんが今は昔よりサビにくく加工がされているものがほとんどです。
しかも料理が一段美味しくなるので1つは家庭にあってもいいと思います。
でもテフロン加工のものも気兼ねなく使えて便利ですよね。
なので私はもう1つのテフロン加工の深めのフライパンと料理によって使い分けをしています。
鉄のフライパンで作ることで自然と鉄分も取れたら嬉しいですしね✨
鉄の調理器具の鉄分摂取量については岩手鉄器さんの「製鉄企業の備忘ブログ」が分かりやすいので気になる方はご覧ください。☺️
色んな調理器具があるけれど使ってみないとわからないことも多いので鉄製のフライパン、気になってる方の参考になれば嬉しいです😊