年末年始のお家仕事。みなさんどのようにされてますか?
毎年のことだけども、ついつい後回しにして「あ〜もう年末だ!早くやらなきゃ!」なんて慌ててませんか?
お正月は本来、「豊かな実りと幸福を新年に授けてくれる年神様をお迎えする」行事。
せっかくやるなら楽しんでやっちゃいましょう!
この記事では日本古来から伝わる意味と合わせて家族で楽しく行う方法をご紹介します。
年末年始の開運アクション5つ
1、大掃除をする
2、正月飾りを飾る
3、新年に身につける新しいものを用意する
4、年越しそばを食べる
5、初日の出を見る
1、大掃除をする
大掃除のことを「すすはらい」と言います。江戸時代では13日に行われ、正月準備を始める日とされていました。
年神様をお迎えするために家の中の汚れや穢れをはらい清めるのです。
13日頃から少しずつ行えるといいのですが、年末に1日でまとめてという方が多いのでは無いでしょうか。
こうなると、一人でやるより手伝ってくれる手が多い方が断然良いですよね。
家族みんなで手早く終わらせるポイントは、とにかく自分と子供をその気にさせること。
私がやっている方法はこれ。
①子供用のコスチューム(エプロン・三角巾など)用意。
自分も寒くないよう、薄手のもので重ね着して準備万端に。
②upテンポの曲やラジオをかける。(息子くんはなぜかゴジラの曲でスイッチが入ります)
③簡単に食べれるお昼、掃除後のご褒美デザートを用意する。
④各場所、時間を決める。(深追いをしない)
⑤時々、どちらが綺麗にor早く掃除できるか競争する。
これで毎年楽しく乗り切っています。
風水がお好きな方は玄関掃除の際に塩をまいてはくのもスッキリしていいと思います✨
清めた感がハンパない!
また自分では難しい、という方はお掃除のプロにお任せするのも手だと思います。(ただし、その場合早めの予約が必要です。12月の初めにはどんどん予約が埋まっていきますのでご注意を!)
2、正月飾りを飾る
玄関先に飾る門松、しめ飾りなどは年神様への目印です。大掃除を終えた後、28日までに飾るようにしましょう。
基本的には「正月事始め」の13日以降ならいつでも良いとされていますが、29日は「二重苦」「苦もち」と縁起が悪く、31日は一夜飾りになってしまいます。
鏡餅は丸いお餅で神事に使う鏡に似ていることから鏡餅と呼ぶようになったと言われています。
鏡は昔から神様が宿るとされ、鏡餅は家に来た神様の依代となるものです。
小さい子には「お正月の間、ここが神様のお家なんだよ。」と教えてあげるとわかりやすいかもしれません。😊
もちろんお供物の意味もあります。
こちらは28日に飾ると縁起がよく、いくつ飾っても良いものなので神様に来て欲しい部屋に飾りましょう。
「神様の依代」と理解するとなぜ床の間や神棚など大切なところへ飾ることが多いのかわかりますね。
手作り正月飾りを楽しもう!
年末になるといろんな店で売られるお飾りですが、簡単に手作りするのも楽しいです。
材料は100均で揃えることが出来ます。所要時間は30分〜1時間程度でできるのでオリジナルを作ってみてはいかがですか?
難しく考えず、縁起物を使って気にいるものを作ってね!
3、新年に身につける新しいものを用意する
新年に新しいものを身につける
正月に新しいものを身につける習慣は江戸時代から始まりました。
よく下着を新調する話を聞きますが、身につけるものなら靴下でも髪留めでもなんでも良いそうです。
確かに新しいものを身につけると気分も上がりますよね。
気分が上がると不思議と物事をポジティブに捉えれたり、良いことが起こりそうな気がします。
そんなことから年始の開運行動として続いているのかもしれませんね。
毎年、「来年が良い年になるといいな。」と思いながら家族一人に一つずつ新しいものを用意する時間は楽しく、嬉しい時間です。
4、年越しそばを食べる
大晦日といえば年越しそば。
由来は知らずとも「そういうもの」として食べる方は多いのでは無いでしょうか?
かくいう私もそうでした。
そして夜に食べるもの、と思っていたため、結婚後に夫の家族がおやつの時間にそばを食べることに当時、衝撃を受けておりました。(夫の実家では夜は宴会のため蕎麦は食べないのです。)
【年越しそばの意味】
年越しそばは鎌倉時代、福岡の承天寺で大晦日に貧しい人々にそばがきを振る舞ったことがきっかけで生まれたそうです。
蕎麦がきを食べた人々は翌年、運がよくなりこの習慣が出来たと言われ、今でも福岡では年越しそばのことを「運そば」とようです。
蕎麦は他の麺類に比べ、切れやすいことから「災いを切る(来年に持ち越さない)」という意味があり、他にも「そばのように細く長く生きれるように」という意味もあります。
大晦日の何時に食べても良いけれど日をまたいで食べないように、大晦日のうちに食べるようにしましょう。
5、初日の出を見る
年神様は日の出とともにあらわれる。こういう考えから初日の出を見に行くことは縁起の良いこととされてきました。
山頂で御来光を拝んだり海岸で水面から登ってくる朝日をみるのも素敵ですが、自宅からでも問題ありません。
元日の日の出は場所にもよりますが大体6時50分頃。
少し早起きして、近所の見晴らしのいいところへ行ってみてはいかがですか?
マグボトルに温かい飲み物、手袋、マフラーも忘れずに。
楽しい一年が始まります😊