奄美大島行ってはいけないって本当?G・Wに奄美大島に行ってみた

綺麗な浜辺

奄美大島で検索すると「行ってはいけない」なんてワードがあって奄美大島に興味があったり行こうと思ってる人はちょっと考えちゃいますよね。

今回はG・Wに奄美大島に行ってきて思ったことや分かったことを記事にまとめました!

奄美大島ってどうなんだろう?って気になってる方の参考になればと思います😊

奄美大島はこんなところ

奄美大島は鹿児島県と沖縄本島のほぼ中央に位置する島です。

アマミノクロウサギが有名ですが豊かな新緑の森に希少な固有種が生息しています。

その独自の生態系は2021年に世界自然遺産に登録されました

また島の周りには美しい珊瑚礁が広がり1月〜3月にはホエールウオッチングが楽しめます。

日本でも随一の雨の多い場所ですがスコールのように降ったと思ってもすぐに止んだりすることも多いお天気を読みにくい場所でもあります。

実際に行った場所【ビーチ編】

あやまるみさき

奄美大島の北の方にある絶景が楽しめる岬。

本当は夕日を見に大浜海浜公園に行く予定だったのですが西側は黒い雲で覆われていたので夕日を諦め、こちらに来てみました。

何も遮るもののない岬は確かに絶景。

ただ、残念ながら曇っていたので海の綺麗なブルーはちょっと見えなかったです。

あやまる岬は観光公園となっていて、下に降りていくと子供が遊べる遊具があったりサイクリング施設があったりと家族でゆっくり遊べます。

下の遊具などがあるところは展望台から歩いて行く道もありますが下に駐車場があり車で降りることもできました。

私たちは夕方行ったので行けませんでしたがここにあるMISHORAN CAFEも良さそうでした!

空港から車で10分くらいの距離です。晴れていたらほんとにお勧め!

小さいお子さん連れなら半日くらい遊べそう。

あやまる岬がよくわかるサイトを見つけたのでリンクを貼っておきますね。

土盛海岸

あやまる岬から南へ車で5分くらいだったかな?すぐ近くです。

通称ブルーエンジェル。

白い砂浜と青い意味のコントラストが素晴らしい場所です。

晴れの日の土盛り海岸

(↑画像はこちら奄美旅さんからお借りしました。)

ここもYouTubeでおすすめとなっていたのでちょっと立ち寄ってみました。

ただ私、丸い石がゴロゴロのホノホシ海岸と勘違いしていたんですよね・・。

確かに綺麗だけど降りてみてあれ?なんか違う・・。

ここじゃあなかったんだ、ということで食事の予約時間もあったのでほどなくしてに車に戻ってしまいました。😅

駐車場から砂浜へ行く途中にトイレとトイレの横に水道があるのでちょっと海へ入った後ここで足を洗ったりできますよ😊。

売店などはなかったので遊ぶ場合には事前に飲み物の用意は必ずして行きましょう

※尚、離岸流(浜辺から沖へと流れがあるところ)への注意書きの看板もありました。

ここには青の洞窟があったり海亀もいるそうですがそちらを楽しみたい方は個人でなく現地のツアーガイドさんと同行で遊ぶのが安全でいいと思います。

ハートロック

潮位が80センチ以下の干潮時にしか見えないハート形の潮溜まり。

私たちが行ったのは11時前くらい。

ホテルのロビーにハートロックの見える時間表があり、そちらを参考に行きました。

駐車場からは少し歩くんですよね。

一度道路に出てジャングルのような小道を抜けるとビーチに着きます。

潮溜まりにはお魚もいて可愛かった✨

干潮時にしか現れないので行かれる際は時間を確認してくださいね。

ホノホシ海岸

奄美大島の南側にある浜辺一面に丸い石が広がっている珍しい海岸。

奄美大島ではどの海岸も波が穏やかで美しい砂浜だったのにここは波が荒く私たちがついたときはここだけ台風の時のようでした!

迫力満点!!

荒い波に揉まれて角がなくなった丸い石は思ったよりも大きかったです。

なるほど、確かに凶器になる大きさですね。(←TBSドラマ 天国と地獄)

パワースポットでもある場所ですがお守りに、とこの石を持ち帰ってはいけません。

持ち帰ると不運に見舞われると言われているようです。

それにしても不思議な雰囲気がある場所でした。

子供達には冒険心をくすぐるのか「また行きたい!」と好評でした。

駐車場のそばにトイレがありました。

⚠️ハブ注意の看板あり。草むらには入らないようにしましょう。

売店などは無し。

美しい海とはまた違って行ってよかった場所です。

実際に体験したアクティビティ

泥染体験【大島紬村】

奄美大島といえば大島紬が有名ですよね。

以前着物のお仕事で奄美大島にきたことはあったけど自分で泥染をしたことは無かった私。

せっかくなら泥染体験したい!と思って前もって予約して行きました。

14時30分の予約だけど飛行機が遅れてギリギリ💦

大島紬村では受付で人数の確認をした後となりの待合室へ。

待合室には染められたハンカチ、手拭い、Tシャツ、バックなどの見本がありそれをみてどれにするかを決めます。

決まったら受付でお支払いをして染めるものをもらいます。

みんなお尻の写真に・・

↑泥田に入る際には長靴をお借りすることもできますし、裸足で入ることもできます。

私は裸足で入りましたが泥田に入るのも初めてで足の感覚が面白かったので裸足がオススメ😆

ちなみにここのスタッフのお子さんがなんと泥田でうなぎを捕まえておりました!

いつもいるのかな?

秘境のビーチ&シュノーケリング

奄美の海は綺麗だけど秘境のビーチも行ってみたいな。ということで申し込んだのはISORA BLUE さんのツアー

13時開始だけどウエットスーツを着たりの準備があるので30分前に集合して支度します。

旅行は荷物が多くなりがちですがマリンシューズやライフジャケットなどホテルで無料で借りれるところも多いので事前に確認して身軽に行くのがいいと思います!

この日もお天気には恵まれませんでしたがマリンアクティビティは雨に濡れてもできるし申し込んどいてよかった〜😆

船に乗り込んでレッツゴー!

秘境のビーチというのはコウトリビーチという奄美大島の中で車ではいけないビーチでした。

子供達は初めてのシュノーケリング。

浜辺でレクチャーを受け、ビーチシュノーケルを楽しんだ後、船で珊瑚礁のスポットに連れて行ってもらいました。

初めて見る珊瑚の森は感動でした✨

マングローブカヌー

奄美大島といえば日本で二番目の規模を誇るマングローブ

マングローブカヌーで検索すると「黒潮の森マングローブパーク」か「マングローブ茶屋」が出てきます。

どちらにしようか迷ったけれど「好きな時間に行って好きなだけカヌーをできる」という(そして低価格)理由で「マングローブ茶屋」さんにしました。

「黒潮の森マングローブパーク」から車で1分くらいのところにマングローブ茶屋」の看板があります。

受付して半券をもらい(自分たちで)車で少し下ったカヌーの乗り場へ移動。

なんていうのか、小屋?のようなところにたくさんライフジャケットがぶら下がっていました。

各自、自由にそのライフジャケットを取り河岸にいるスタッフの元へ。

簡単にレックチャーを受け、次々とカヌーに乗り込みスタートしました。

ドキドキ

結構な向かい風に怖気付いて

「進まなかったらどうすればいいんですかね?誰に助けを求めたら・・。てか本当に困ったら誰か来てくれるんですか?」

なんて息子が苦笑いするほどしつこく質問していましたが意外と大丈夫でした✨

時間の縛りがないのでマングローブの中を2回ほど楽しんで終わりにしました。

結局1時間くらい楽しんだと思います。

漕ぐのに必死で素敵なスポットで写真を撮れず雰囲気が伝わりにくいですね💦

私はじゃらんnet を見て直接電話予約をしました。

ページにはカヌーの時間が載っていますが聞くと、何時からでも大丈夫ということでした。

トイレは受け付けした建物の近くにあるのですが施設としてはお隣のマングローブパークの方がしっかりしていたので終わった後はマングローブパークによってトイレや買い物(駐車場正面のお店はおしゃれなデザインのものがありました✨)などさせていただきました😊

マングローブ茶屋にはお店や休憩所はなかったのでカヌーをしない一緒に行った両親たちにはマングローブパークにいてもらいました。

奄美大島で行ってみたレストラン

奄美大島ではリーズナブルで美味しいご飯が食べれると言われています。

ただ、たくさん飲食店があるわけではないので予約した方が無難です。

特に夜は観光客に人気なところはコース料理のみの提供のお店が多いなと思いました。

子供たちはコース料理が大嫌いだったため💦アラカルトで注文できるお店のみで調べて予約して行きました!

確かに子供にはコース料理って多いもんね。好きなものを選べないし。

【名瀬市】Piccola Foresta (イタリアン)

初めの夜に利用させていただきました。

口コミでも評判良かったけど本当に予約してよかった!!

とっても美味しい料理にとても感じの良いスタッフの皆さん。

マルゲリータを注文した息子は「このピザ食べにまた奄美大島に来たい。」と言ってるほど。

ぱっと見席は18席くらいかな?

地元の方に人気のようで次から次へとお客がはいてきてました。(席がないのでテイクアウトにしてたよう)

私たちが観光客なのと子供たちがいたからか店の裏手にある林にいる蛍を食後に教えてくれました。

暗いところでスマホの光をチカチカすると何もなかった暗闇からふわふわ光が!!

どうやら雄たちが対抗意識で光り始めるようでした。

思いがけず蛍を見れて感動✨

私が頼んだ牛すじの煮込みハンバーグもまた食べたい✨

【名瀬市】誇羅司屋(郷土料理居酒屋

郷土料理が美味しいとの評判で予約しました。

予定よりかなり早く着いてしまいましたがお電話すると気持ちよく受け入れてくれました。

店の隣が有料駐車場となっていたのでそちらを利用。

お料理はどれも美味しくここもほんとに当たりでした!

特にあおさの天ぷらやとろとろのしぶり(冬瓜)の揚げ物、もちもちのピーナツ豆腐の揚げ出し豆腐なんて絶品。

ここにきたら食べるべしという6大名物料理はぜひ注文することをお勧めします。

お刺身の盛り合わせも頼んでよかった✨

とっても甘味があって美味しいけど食べたことない白い切り身。

お店の方に聞いてみると白い切り身の正体はブダイでした。

あんまり美味しいのでブダイだけでお造りにしてもらっちゃいました😆

お酒は奄美限定の黒糖焼酎が色々あって飲み比べできそうです。

子供達・呑まない組には奄美のフルーツで作るトロピカルフジュースが大好評。

のんべえじゃなくても楽しめるお店でした✨

【北部】AMAネシア

AMAネシアは「ばしゃ山村」というリゾート施設の中にあるレストランです。

内装はポリネシアンな感じでレストランに入ると綺麗な海辺を見ることができます。

テラス席や水着のままでも使えるバーゴラ(東屋)もあり、このバーゴラでBBQも出来るとのことで私たちが食事しているとき1組BBQしていました。

海を望みながらBBQもいいですよね♪

席数も多いので2〜3人で行かれるなら予約しなくてもここは大丈夫そうでした。

メニューは郷土料理以外にも色々あって迷いましたが私が頼んだのは黒糖を使った豚の角煮丼。

お肉が箸で切れるほど柔らかくて美味しかったです✨

本島ではない夜光貝のお料理や鶏飯もとても人気です。

少し古いですがホームページより詳しい記事を見つけたのでリンクを貼っておきますね。

「ばしゃ山村レストランAMAネシア」(記事は2020年のものですので価格等は変更ある可能性があります。)

【北部】島とうふ屋「高野」

奄美大島のグルメで必ずと言っていいほど紹介される島とうふのお店。

透明度20メートルの奄美大島の海水からのミネラル豊富なニガリを使っているそうです。(HPより)

平日でも地元の人たちが並ぶことで有名です。予約は受け付けてないんですよね。

絶対ここは行きたいと思ってオープン前にお店へ到着しましたが、すでに4組ほど名前が書かれていました。

五番めに名前を書いて待つことに。

昭和の雰囲気のある店内は豆腐が食卓にいつも並ぶ時代をイメージして作られたそうです。

ALWAYS 3丁目の夕陽のポスターが貼られていたのでてっきり映画で使われたのかと思いました。

素敵なノスタルジーを感じる店内です。

待っている間、売られているお豆腐やお惣菜を眺めていましたが地方発送もできると書かれています。

冷蔵便で送ってもらってお土産にもいいですね♪

今回はG・Wということで人気の週替わり定食は普段より内容を豪華に、値段も少し高く2000円での提供となっていました。

(通常は1300円)

どれも美味しいけれどかなりのボリューム。

何人かで行くなら別のメニューと週替わりと頼んでシェアすることをお勧めします!

とにかくお腹がほんとにはち切れそうになります。

定食を頼むと湯豆腐、豆乳、ミキ、がおかわり自由でもらえるのですがお腹がいっぱいでそこまで行けず・・😅。

今回は週替わりにしましたが他の豆腐ハンバーグや麻婆丼、気になる美味しそうなメニューがたくさんありました。

お腹はいっぱいだけど体に良いものをたくさんだから罪悪感がないのが良いですね✨

午後にツアーの予定がある方は並ぶことを想定して早めにお店に行きましょう。

【北部】けいはんひさ倉(鶏飯)

奄美大島の郷土料理、鶏飯といったらこちら。

店内は広く席もたくさんなので予約はできませんが座れない、もしくは長時間待つ、という心配はなさそうなお店です。

けいはんは1人前で米1合、出汁500ml。

結構ありますがお茶漬けのようにサラサラと食べることができます。

焼き鳥の盛り合わせと鳥刺(こちらはダンナだけ)も頼みました。

平飼いの地鶏だからでしょうか?スープはすっきりとした美味しさで焼き鳥も美味しかった!

焼き鳥、もう少し頼んでもよかったかな。

けいはんはAMAネシアのも有名なので食べ比べてみてもいいですね!

【北部】La Fonte (ジェラート)

県道82号線沿いにある白いかわいい店舗です。

さりげないので通り過ぎないように注意。

「るるぶ」でこのお店を見てYou Tubeでも見て絶対来よう!と思ってました。

奄美大島ならではのフルーツや黒糖、天然の塩を作ったジェラートが楽しめます。

ダブルが基本なので(小さい子向けにシングルの小さめカップもあります。)私は黒糖と真塩(マシュ)を注文しました。

程よい甘さでどちらも美味しい✨

奄美大島に来たらぜひ立ち寄ってみてください。

お土産やさん

ビッグツー

もう奄美大島で大きいお土産屋さんと言ったらここしかないのでは?

私の感覚ではホームセンターとスーパーマーケットと土産物センターが合体した感じです。

けどなかなかどうしてほんとに奄美大島の土産類が充実しています。

そして奄美土産は5000円以上買うと送料無料で送ってくれるサービスもあるんです。

なのでお土産はほとんどみんなここで買っていました。

ただし、お酒は送れないということで残念ながら黒糖焼酎は手荷物で持ち帰ることのしました。

私がとてもいいなと思ったのは

お土産の品揃えがいい

5000円以上で送料無料

店内にブルーシールアイスの店舗がある

店の前に子供が芝ソリして遊べるところがある

敷地内の蝶園?で南国の植物や蝶を楽しめる

駐車場が広い

こんな感じです。

ここのビッグツーTシャツ、お正月にキムタクが番組で着ていたようでたくさん売っていました。

いろんなものが売ってますので旅行中に足りないものがあってもここに行けば間に合いそうですよ😊

奄美大島行ってはいけないって本当?G・Wに奄美大島に行ってみた 【まとめ】

結論から言うと全然そんなことはないです。

むしろまた行きたい!

記事を書いていて改めてそう思いました。

何しろ今回日程的に行けなかった見所がまだまだあるんです!!

亜熱帯広葉樹が生い茂る「金作原」も歩いていないし、南の方面はほとんど行ってない。

カヌーももっとしたかったし、青の洞窟も行ってない。

ナイトサファリや満天の星空も見たかったしスカイダイビングもやりたかった。

だから本当にもう一度行きたいです。

ただ、

思ったことは「行ってはいけない人」はいる。

ちょいちょい記事に書いてますがそんなに観光地化されていないので「賑やかな観光地を求めている人」や「自然にあまり興味がない人」には楽しめない場所かなあと思います。

自然のアクティビティはたくさんあるけど雨の時に遊べるスポットがあまりないんですよね。

お店もやっぱり少なめです。

そして閉まるのが早い。

だからアクティビティを楽しみつつ、買い物を楽しんだりリゾート気分を満喫したい方は沖縄を選んだ方が多分楽しめると思います。

ただ、島好きとしてはこの自然とお値段はとても魅力です。

観光地化されてないからか石垣島や宮古島などに比べて少しお値段は可愛かったんですよね、そして人も少ないのでゆったり遊べる。

今回はまだ梅雨前だからと狙ってきたら雨に当たってしまった日もあったけど梅雨明けのベストシーズンでまた来たいな〜✨

そしてもう一つこれから行く方に伝えたいことがありました。

全くの主観ですが、奄美大島で素敵な「これ欲しいな〜」と思ったものがあったら「まあ、またどこかのお店であるか」と思ってもありません

その時に一期一会と思って買った方がいいです。

店自体が少ないし、空港にお土産屋さんはあるけど昔ながらのお土産や、という感じでした。

本当に個人的な感想ですが奄美大島、気になっている方の参考になれば嬉しいです😊

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