悪条件の小さな庭で奮闘すること13年!丈夫で手入れが楽ちんな植物をご紹介します。
暮らしの中で緑があると落ち着きますよね。
ましてやイングリッシュガーデンのようなお庭は憧れます。
しかし我が家の庭は南に面しているけど前面がご近所さんの家の壁。
水はけも悪く、残念ながら、1日のうち日がしっかり当たるのは3時間くらい。
住宅事情は様々ですよね。
うちのようなお庭を持つ方も多いのではないでしょうか?
でも、諦めなくても大丈夫!!
13年間、いろんな植物を試してたどり着いたお手入れ簡単、鉄板の植物をお教えします!
・花壇作り
・多年草、一年草の選定
目次
花壇作り
うちは大雨が降ると一面池のようになってしまう粘土質の庭。
いろいろと改善を試みてみましたが労力を使うばかりで効果が出ず。
なので植物を植える箇所(リビングからよく見えるところ)は花壇を作ることにしました!
やり方は簡単。
ホームセンターではめ込み式のレンガブロックを数個買ってきて組合せ、花壇にしたい場所にセットし、その中に一緒に買ってきた園芸用培養土を投入!
高さは高いほど植物にとっては水捌けの良い環境になります。
花壇以外の場所では植えたい箇所にレンガを置くor仕切りを埋め込み、その内側の土と園芸用培養土を入れ替えます。
大体深さ20センチくらい分の土を変えたと思います。
(体力的にもっと頑張れる方は深さ30センチ分入れ替えるともっといいです。)
↑大雨の時の当初の庭。花壇と植栽ように土を入れ替えたところ以外は水が溜まってしまってます。
魚でも飼えそうだね、なんて話してました。😅
この頃も試行錯誤。
多年草、一年草の選定
多年草とは、その名の通り翌年もそのまた翌年もと何年も花を咲かせてくれるもの。
一年草とは植えたその年限りで時期が終わったらおしまいの花。
(一年草とされているものでも、中には植えられた場所の気候があったり手入れが上手で翌年も花を咲かすことが可能な場合もあります。)
お好きな花と環境で選ぶのが基本だと思いますが、多年草を取り入れるとメンテナンスが簡単で良いと思います。
↑こちらは5月末の様子
植えてよかった植物5選
・オルレア
・リシマキア
・アシュガ
・カラドンナ
・クリスマスローズ
この5つはどれも強くておすすめ。わたしのようなめんどくさがりさんにはピッタリです!
【オルレア】
春から初夏にかけて、きれいなレースのような白い花を咲かせます。
花殻を摘んであげると次々と絶え間なく花をつけてくれ、庭が明るくなります。
花が終わって枯れたあと、花の部分にたくさんタネができているのですが、枯れたオルレアを引っこ抜いた際にぶんぶん振ると種が落ち、またそこに発芽します。
わたしは振って種を落としてそのまま放置ですが今年もたくさんの芽が出ました😊
↓にんじんの葉っぱのようなものがオルレアの芽です。(写真は10月)
種はたくさん出来るので誰かにあげることもできます。
一年草なので植え替えの必要はありません。
【リシマキア】
リシマキアにはいろいろ種類があります。
我が家のリシマキアはミッドナイトサン。
その名の通り、きれいな銅葉の中から鮮やかな黄色の星型の花が咲く様子は真夜中の太陽のようにも見えます。
小さな花ですがこちらは地面を這うように広がってくれます。
4月に庭にこの鮮やかな黄色の花が蕾をつけ始めると、とても楽しみでワクワクします。
暑さ寒さにも強く、植え付け後何も手入れしてませんが、毎年きちんと咲いてくれるのです。
夏以降にだんだん葉が枯れてきて心配になりますがそのままにして大丈夫。
10月以降涼しくなってきたらまた元気な葉が出ています。
春には復活です。
【アシュガ】
こちらは半日陰、日陰で調べると必ずといっていいほど紹介されています。
開花時期は4月〜6月ですが花がない時期も葉が残り、葉色を楽しむことができます。
草丈が低いので花壇の一番手前に植えています。
種類はいろいろありますが、うちでは「チョコレートチップ」「ゴールドライム」の2種類。
「チョコレートチップ」はアシュガの定番でどの園芸店でも見かけることができます。春〜夏は緑〜銅色の葉で冬に近くなるとチョコレート色になります。
「ゴールドライム」は葉が明るい黄緑色。花はかわいいピンク色です。チョコレートチップに比べると柔らかい葉になります。
初めに植えてこちらもほぼ何もしてませんが順調に増えていってくれてます。
ぎゅうぎゅうになってきたら株分けして少し風通しよくしてあげようと思っています。
【カラドンナ】
濃い紫のスッと立ち上る姿は夏にぴったりの清々しさがあります。
サルビアの仲間ですが我が家の庭ではサルビアよりも蒸れに強く丈夫でした。
気に入っているのは草丈20〜30センチなのですがちょっとの風雨では茎がしっかりとしていて倒れにくいこと。
5月〜9月が花期で、一度開花後、切り戻しをするともう一度咲いてくれます。
2回目の開花後はそのままにして赤紫色のガクを楽しんでから根本で切り戻しをしています。
これもまた植えっぱなしで育っています。
めんどくさがりなので真夏の暑い日にたまに水やりするくらい。
基本、どの植物も水やりは自然の雨におまかせです。
【クリスマスローズ】
冬に咲いてくれる貴重な花。
実家にたくさん咲いているのでもらってきて以来、ずっと元気に育っています。
11月〜12月に古い葉を根元から5センチくらいのところで切り落とししますが、それ以外は特に何もしません。
花期は12月終わりから3月くらいです。
うつむきがちに咲いている花はとても可憐です。
クリスマスローズは近年とても人気でいろいろな種類が出ています。
ぜひお気に入りのものを探してくださいね。
9月終わりから冬の間はその時その時で気に入った一年草を空いたスペースに植えて楽しんでます。
秋といえば秋明菊もきれいでうちの庭にも咲いているのですが、こちらは花壇にはあまりお勧めしません。
繁殖能力もすごいので以前はガーデンシクラメンを一緒に植えていたらすっかり陰になり侵食されてしまいました。
その際秋明菊を撤去したのですが、今でも庭のいろんなところから芽が出てきます。😅
こちらはスペース的に問題ない箇所であればそのまま花を楽しませてもらってます🎵
最後に
育てている花がきれいに咲くと嬉しいですよね。
だから手間をかけ愛情をかけて育てるってきっととても楽しいんだろうな、と思います。
でも楽して楽しむも大賛成!お花のない時期はかわいいガーデン雑貨を置いてみる。これでも良いなと思っています。
まだまだ改良の余地のある庭ですが少しでも誰かの参考になれば嬉しいです。😊
最後まで読んでいただいてありがとうございました。